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にまめ 罪と罰について考える(罪偏)

最近、ブログが変な方向にいっている・・・・・

理屈っぽいワンコ にまめ です

「可愛いワンコに癒されたい~」 と思って訪れた方

残念でした



罪と罰

旦那さんがまだ若かりし頃

文学少年を気取ってドフトエフスキーの「罪と罰」の文庫本を買うも

2,3ページでリタイヤ、、部屋のオブジェとなる

と、いうのはこの度の話には何の関係もありません


うぇ~~~

先日のこと、映画を観にいった


「レ・ミゼラブル」


感想言います・・・・

と~~~~っても良かった!!!

てな訳で、熱しやすい旦那さん 

ジャン・バルジャン ブームが来ておりやす

このジャン・バルジャン(主人公です)、パンを一個盗んで19年も牢獄生活を送るのですが、この件について考えてみたいのです

罪1

パンを盗む・・・ 罪ですよね、窃盗ですよね、犯罪ですよねー

でも、こんなに単純で良いのですかね~?


否!


と、いう訳で 犯罪 とは何ぞや?をぼやきたい
 

犯罪は悪い行いのことじゃ!

では曖昧

犯罪とは

①構成要件に該当する
②違法かつ
③有責

な行為です・・と定義されております

①②③の三つ全てを満たして初めて犯罪なのです
逆をいえば一つでも欠けていたらそれは犯罪ではないのです。



少し脱線

日本では罪刑法定主義というものがあります

「こうこう、こういう行いをした者は、こういう罰に処します」

と、予め法律に「これしちゃダメよ!」と規定されている事にしか刑罰を科すことはできないのです。

不貞行為はワルーいことですが、現在の法律では規制されてはいませんので、罰を科すことはできません
(明治の時代には姦通罪というものがありましたが、現在は廃止されてます)
(不法行為にはなりますので、民事での損害賠償請求を受ける事はあり得ます、ご注意を)

本題復帰
具体的にいうと、刑法199条に
「人を殺した者は、死刑又は無期若しくは5年以上の懲役に処する。」
と、規定されてます

この「人を殺した」という所が①の構成要件です

窃盗罪の場合 「他人の財物を窃取した」が構成要件になります(刑法235条)

ジャン・バルジャンの場合パンを一個とはいえ、他人の財物を窃取したことは事実なので①の構成要件には該当します。



次、②の違法性の話・・・・・・は置いといて、まず③有責 について

とどのつまりが、責任の話です

「こういう行為をすると、こういう結果になる」

という認識があれば、自分で行った行為には責任を持たないといけない。

逆をいえば、その認識がなければ責任はないのです。

具体例で、

3歳児がお母さんとスーパーに買い物に来ている
子供、スーパーに来るのは初めて
お母さんは晩御飯の食材を選んでいる
お母さんが目を離した
子供その隙にお菓子コーナーへ
子供チョコレート発見
子供チョコを取ってスーパーの外へ
レジは通ってない
子供スーパーの駐車場にて美味しくチョコを食べちゃう

この場合、この子供①窃盗の構成要件の「他人の財物を窃取した」には該当します

が、

その子供には「スーパーのチョコをお金を払わずに、食べてはいけない。」

という認識がないので、責任はない

①の構成要件には該当しますが、③の有責性は なし!となり、 犯罪とはなりません
(刑事事件にはならないということで、お店が被った被害(チョコ代金)は弁償しないとね、お母さん)



ここで問題あり

自分の行った行為に対しての結果を認識しているかどうか?を

他人(第三者)がどう判断するのか?

チョコを万引きしたら悪いことと認識している2歳児もいれば
喉が渇いたので、悪いと認識せずにラムネをお金を払わずその場で飲んでまう10歳の子供もいる(のか?)

自分の行った行為に対する結果を認識する能力は人それぞれ

自分の行為に対する結果を認識できるか、できないかを判断するには精神鑑定を必要とします

ただ、子供のやったことにいちいち精神鑑定していたらキリがないです

で、

このくらいなら認識できないでしょうがないな・・・

という年齢を法律で画一的に決めてます。


刑法41条 十四歳に満たない者の行為は、罰しない。


14歳未満の子供は自分の行為の結果を認識できないんじゃねー
(少年法とかはいまは端折る)

と、いうことです

ちなみに、民事的には未成年(20歳未満)は自分の行為の結果を認識できないんじゃねー
ということで、もし、単独で法律行為(契約等)を行っても取り消し得るものとなります


ここで、再びジャン・バルジャンの行為について考える

パンを一個盗む →他人の者を窃取した で ①構成要件に該当します

③の有責性について・・・

心神喪失の状態であったならともかく(精神鑑定必要)、普通、自分の行為に対する結果を認識している大人のした行為ですので有責性ありです。


で、最後の②違法性についての判断になります。

ここちょっと難しいのですが、ザックリいいますと

「違法性がない」 とは ①の構成要件に該当しても、その行い自体は悪くない(しょうがない)行為

ということになります

つっこんで言うと違法性については

①の構成要件に該当するのなら次の事由(違法性阻却事由)に該当するか、しないかの判断になります

・正当防衛
・緊急避難
・自救行為
・正当業務行為
・被害者の承諾

上記のいずれかに該当 → ②違法性なし = 犯罪ではない

上記のいずれにも該当しない → ②違法性あり → ③有責性の有無の問題になります

最初の正当防衛からお話したいですが、、、、すごく長くなってるし、そもそもワンコのブログなので端折ります

この度のジャン・バルジャンの件に関して気になるのは2つ目の「緊急避難」

緊急避難の定義は

「現在の危難に対して、自分又は第三者の利益を守るため、他の手段が無いため、やむを得ず第三者の権利を侵害することであり、守ろうとした利益と第三者の侵害された被害とを比較して、守ろうとした利益が大きい場合には犯罪とはならない」とするものであります。

具体例

自分のお家が火事!
このままでは焼け死んでしまう
他に逃げ場がないので、隣のお家の2階の窓へジャンプ

結果、

窓を壊し ①器物損壊罪の構成要件に該当
断りも無く他人の家に入る ①住居侵入罪の構成要件に該当

ですが、先ほどの「緊急避難」の用件に当てはめてみて

・他に逃げ場が無かった
・人の命の価値 > 窓ガラスの被害&居住権の侵害

となり、違法性は阻却され犯罪とはなりません。 


話戻って、ジャン・バルジャン

(事実)パンを一個盗む。
(背景)1800年代、フランス革命前、民衆の生活は苦しく妹の子供が飢え死にしそうだった

①構成要件は窃盗罪に該当します。

③有責性 はあり。大の大人ですから自分の行いに対しての結果はわかっていたはず

②違法性については パンを盗む→妹の子供に与える→おかげで子供は飢え死にせずにすむ
ならば 妹の子供の命>パン一個の価値、なので

あと、それしか(子供の命を救うにはパンを盗むしか)方法が無かった!!と分かれば

無罪じゃ~~~

罪2
以上、レ・ミゼラブルを観てヒュー・ジャックマンのファンになったワンコのお話でした。

罰=刑罰の話はまた今度


フレンチブルドッグひろば



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プロフィール

にまめ&ちゃい

Author:にまめ&ちゃい
にまめ フレンチブルドッグ
2009年11月14日生まれ ♀
ちゃい チワワ
2013年1月6日生まれ ♂

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